ハチミツは身体に良い食品です。

  • 2012.10.17 Wednesday
  • 15:36
 

ハチミツはすごい!甘いだけではありません。

強力な殺菌効果があります。

ハチミツと人類の関係は1万年以上前にさかのぼりますが、スペインのアラニア洞窟で発見された壁画には、蜂が飛ぶ中、籠を手にして野性のハチミツを 獲る人の姿が描かれています。5000年前の古代エジプトでは現在の蜂蜜を収穫する基礎となる巣箱を使った移動式養蜂も記録されています。戦士が遠くに戦 いに出る際にも少量でエネルギー補給できるので、また保存性も高いの持参したそうです。また貴族の間では夜の栄養剤としても重宝され、高品質のハチミツは 信じられないくらいの高値で取り引きされていました。

現在でもフランスでは100グラムで約80万円もするハチミツがあるそうです。ハチミツと砂糖は甘さという面では共通性がありますが、実は似て非なる成分 なのです。精製した白砂糖には殆ど栄養がなく消化するにも時間がかかります。しかしはちみつには、ミネラルやビタミン、タンパク質など優れた栄養が多く含 まれ、体内に吸収される効率も高く、しかも脂肪になりにくい、さらにカロリーは砂糖の80%以下なのです。だからエネルギー補給には最適な食材と言えるの です。

日本ではちみつが最初に登場したのは「日本書記」の推古35年、627年の条に「五月蝿有り集まりてこりかさなること十丈、大空を飛んで信濃坂を越 え、鳴音雷の如く、東上野に至って散る」とありますが、この蠅の群れこそ蜂だという説が有力です。そして15年後の皇極2年643年、太子余豊が、大和の 三輪山で蜂蜜の収穫を試みますが成功には至らなかったそうです。その後、平安時代に入るとはちみつは貴重な献上物になりますが、基調薬、薬として扱われて いました。1708年宝永5年、貝原益軒の「大和本草」には、人家でミツバチが飼われ、はちみつが収穫されたと記載されています。当時は、伊勢、紀伊の熊 野、尾張、土佐など比較的温暖な地で収穫されていたそうです。明治に入ると大久保内務卿を中心とした新政府は、新しい産業の一環として養蜂を推進します。 これにより日本のハチミツは一気に質を高めるのです。

ハチミツの賞味期限は5年とされていますが、5年以上経っても、ほとんど悪くならないのです。理由はハチミツには強力な殺菌作用があるからです。エジプト のピラミッドから発掘された3千年前の蜂蜜が、全く変質していなかったという記録があるほどです。これはハチミツが持つ殺菌力の凄さの証明です。この殺菌 力の強さの秘密は2つあり、1つは高濃度の糖分が細菌内部の水分を減少させ、繁殖を抑える力を持っていることです。もう1つは、蜂蜜の成分、グルコン酸に 殺菌消毒作用があることです。グルコン酸は、医療で傷口の消毒、医療用具の消毒にも使われている物質です。この殺菌作用は、古くから、火傷や擦り傷、のど の炎症、湿疹、口内炎など、幅広い治療に使われてきました。火傷した肌にハチミツを塗ると、傷跡が残らないとも言われています。

擦り傷や火傷の治療に効果があります。 

天然ハチミツは医療分野でも火傷の治療など多くの場面で活用されています。あくまで軽い傷の場合での治療法ですが、応急手当として効果的なので、い ざというときには役立ちます。また日焼けにも効果があるとされています。水に薄めて火照った身体に塗ると、痛みや炎症を抑えるとされています。

二日酔いの防止・解消に効果があります。

ハチミツに含まれる果糖には、肝臓内のアルコール分解を助け、血中のアルコール濃度を下げる働きを持っています。またハチミツに含まれるコリンやパントテン酸には肝臓を強化する作用があるのです。これらは二日酔いの防止や解消にとても効果的でもあります。 普段からお酒を飲み続けて、肝臓に負担をかけている方にとって、ハチミツはまさにうってつけの薬と言えます。お酒を飲む方は、肝臓を守るためにもハチミツを普段から摂ることをお奨めします。

口内炎の治療にも効果があります。

ハチミツには強力な殺菌効果があるので、口内炎の上に塗ると効果があります。 またハチミツを溶かした蜂蜜水で、うがいをするのも効果があります。口内炎の原因には、肌を健康に保つためのビタミンB1,B2の不足も指摘されますが、 蜂蜜はビタミンB1,B2を豊富に含んでいるので、食しても治療につながります。口内炎の原因として、ビタミンB1,B2の不足、過度のストレス、胃の不 健康状態といったものが上げられます。口内炎は、口の中ならあらゆる場所に発生する恐れがあります。 唇以外の歯茎、舌、喉にもできる口内炎にもハチミツ は効果があります。そのまま患部に塗っても良いですが、口内炎に直接塗ると、痛いので水で8〜10倍に薄めて塗るとしみません。口内炎が塗りにくい場所に ある場合は、ハチミツを溶かした蜂蜜水で、口をうがいすると良いです。口の中を殺菌し、口内炎の治りを早めてくれます。

うがい薬としても最適です。

風邪をひかないために、うがいは大切な予防です。特に風邪のひき始めの喉が痛い際にうがいが効果的です。うがいは喉の粘膜についた風邪の菌、ウイル ス、ゴミ、汚れを洗い流す作用がります。お茶でうがいをすると効果的ですが、お茶に含まれるカテキンには殺菌作用があるからです。同様に、ハチミツを溶か した蜂蜜水でうがいをするのも効果的です。ハチミツに含まれるグルコン酸には、カテキン同様、殺菌作用があります。

運動後の疲労回復に素早く効きます。

ハチミツは身体に素早く吸収して、即エネルギーになります。その理由はハチミツに含まれる糖分、ブドウ糖と果糖が分解する必要がないので、短時間で 身体に吸収されるからです。お米の場合ですと、最初にでんぷんからデキストリン、そして麦芽糖、ブドウ糖と、体内の酵素によって、3段階で分解されます。 従ってお米を食べてもすぐにはエネルギーに変換されません。スポーツをした後、疲れた体を回復させる為に、いち早く消耗されたエネルギー、水分、たんぱく 質、ミネラル、ビタミン、カルシウムなどを摂取することが基本です。そのため、吸収の早いハチミツは、体力の消耗が激しいマラソンや遠泳選手のマイ・ドリ ンクの中に、たいていは含まれています。運動後のすばやい疲労回復に、ハチミツは効果テキメンなのです。また、ハチミツは胃への負担も少なく、高齢者や病 気の方の栄養補給にも役立ちます。

不眠症を解消するハチミツ入り牛乳 

就寝前にハチミツ入り牛乳を、飲むと効果的です。不眠症の原因の大部分は不安からくるストレスです。ストレスを緩和し、心の興奮を鎮めるのが「セロ トニン」という物質です。「セロトニン」は身体の中で生成される天然の精神安定剤で、「セロトニン」の分泌を増やせば、ストレスを抑えぐっすり眠れるよう になります。大切なのはセロトニンの原料となる「トリプトファン」という必須アミノ酸です。原料となる「トリプトファン」なければ、当然ながらセロトニン の分泌を増やすことは出来ません。そして牛乳の中には「トリプトファン」がたっぷり含まれています。従って牛乳を飲むことでセロトニンが多く作られます。 その牛乳にハチミツを加えるとさらに効果が高まります。ハチミツに含まれる「ブドウ糖」には、トリプトファンが身体に吸収されるのを助ける効果がありま す。寝る前に飲む牛乳にハチミツを加えればセロトニンを増やるのです。不眠症だけでなく、何かストレスを感じて疲労感を覚えるときでも、ハチミツ入り牛乳 は効果があります。ドイツやフランスでは、寝る前のハチミツが絶好の睡眠剤になると唱えている研究者もいます。ハチミツだけの飲んでも、それなりに睡眠効 果があるようです。

便秘を解消する整腸剤の効果もあります。 

普段からハチミツを食べていれば、腸内環境が整えられ、便秘の解消と予防に効果的です。 便秘になると、腸に溜まった食べ物のカスが腐り、有害物質が生じます。これらの有害物質には、発ガン性のある物質もあり、頭痛・肩こり・腰痛を起こし、老 化を進めたり、成人病を引き起こす原因にもなります。さらに体の表面では、肌荒れや吹き出物ができやすくなります。ハチミツは抗菌作用が強く、腸の働きを 良くする効果があります。

下痢の解消と防止にも効果があります。

便秘薬と下痢止め薬は、効果が正反対の別物ですが、ハチミツは、便秘と下痢の両方に効果があります。理由は、ハチミツには腸の働きを良くしてくれる ビフィルス菌を増やす作用があるからです。私たちの腸内には約100種類、約100兆個の腸内菌叢がいて、それらは腸内フローラと呼ばれています。この腸 内細菌には、善玉菌と逆の働きをする悪玉菌がいます。善玉菌の数が減少して悪玉菌に負けると、腸の働きが悪くなり、便秘や下痢に陥ります。この善玉菌の筆 頭がビフィズス菌です。ビフィズス菌は乳酸菌の中のひとつで、 アミンやアンモニアなどの有害物質の発生を抑える働きがあります。また、最近急増しているアトピー性皮膚炎の発症を抑えるためには、腸内の悪玉菌一つであ るカンジダ菌を抑制するのが良いということがわかっています。このため、善玉菌の勢力を増やして腸内環境を良くすることが重要です。ハチミツをそのまま食 べても効果的ですが、ヨーグルトにハチミツをかけて食べる習慣をつけると、さらに効果は倍増です。ヨーグルトにもハチミツ同様、ビフィズス菌を増やし、善 玉菌の勢力を拡大する効果があるからです。ヨーグルトはビフィズス菌の「食べ物」となる乳糖を豊富に含んでいる上、ビフィズス菌そのものも含んでいますか ら、ハチミツとヨーグルトの組み合わせは最強といえます。

動脈硬化を防いでくれます。

血管が詰まると、そこから先に血が流れなくなります。これが心臓や脳などの重要な器官で起こると、日本人の死亡率トップスリーにランクインする心筋 梗塞や脳血管障害を引き起こすのです。動脈硬化はこういった深刻な病気を起こす要因となるので、注意が必要です。ハチミツは動脈硬化を防いでくれる働きが あるのです。アメリカの医学者ローランドは、動脈硬化と心疾患の食事療法には、ハチミツが欠かせないという論文を発表しています。ハチミツに含まれている コリンとカリウムが重要と書かれています。コリンは、血管を拡張させて血圧を下げる働きと、血管壁への悪玉コレステロールの沈着を防いでくれる働きを持っ ています。動脈硬化の原因となる高血圧と、悪玉コレステロール除去をするのです。カリウムには、塩分を取りすぎて高くなったナトリウムのバランスを整えて くれる効果があります。一方ナトリウムを摂りすぎると血液量が増え血圧を上昇させてしまいます。これを事前に制御できるのがカリウムなのです。その結果、 塩分の摂りすぎによる高血圧の予防につながります。この2つの効果の相乗作用で、動脈硬化を防ぐのです。動脈硬化は年齢が上がるにつれて発生しやすくなり ますので、特にお年寄りにはハチミツを食べることをおすすめします。

サーフィンやヨット、山登りなどのアウトドアスポーツでの栄養補給にも最適です。

ハチミツは、プロのマラソンや遠泳選手がマイ・ドリンクに不可欠です。ハチミツは吸収が早く、則エネルギーになるのが特徴です。胃の負担も少なく、 運動で失われた栄養補給と疲労回復に効果抜群です。ハチミツはいざという緊急な時に役立ちます。ペットボトルの水に混ぜて振れば素早く栄養補給ドリンクが 出来上がります。

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